既卒者はいつまで新卒者扱いになる?
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既卒者は実は新卒扱い?いつまで?
厚生労働省より、既卒者は3年以内まで新卒者扱いで企業の選考を受けられるという指針が出されています。
ですので、既卒者は3年以内までであれば新卒者と同じ求人に応募をすることが出来ます。
しかし、その実態は・・・
確かに学校を卒業してから3年以内であれば新卒枠に応募をすることは出来ます。
しかし、私が実際に既卒時代に応募をした感覚から言えば、あくまで個人的な意見ではありますが、やはり内定を取るのは難しいと感じました。「一応応募は出来る」という感覚です。
やはり既卒者というだけで色眼鏡で見られ、新卒者に比べるとハンデを感じました。
そのハンデを覆せるだけの、何か特別なスキルであったり、既卒者になってしまった正当な理由があれば新卒者を跳ね除けて内定をもらうことは可能なのかもしれませんが、それだけのスキルを持っている方は少ないと思います。
また、既卒時の就職活動では留学経験があり英語が話せる、アルバイトでの営業経験ですばらしい実績を挙げている方など、優れたスキルを持っている方にも会いましたが、皆さん既卒者向けの求人に応募をして社会人としての一歩を踏み出している方がほとんどでした。
正当な理由というほうも、企業の見る目は厳しいようです。結局求職者が本当のことを言っているかどうかを判断することは出来ないわけですから、リスクのある人材をわざわざ採用をすることは少ないようです。
まとめ
既卒者が3年以内であれば新卒枠に応募可能というのはあくまで国の指針であるので、企業への浸透はまだまだ時間がかかりそうです。特に大企業になればなるほどリスクのある人材は避ける傾向があり、また採用試験も加点方式ではなく、どうしても減点方式になることが多いので、既卒者はその時点ではじかれてしまうことが多いです。
ですので、基本的には既卒者向けに求人を出している企業の中から、自分に合った企業を探すことをおすすめします。
また、もし自分の入りたい企業が転職で入れるのであれば、そこを見据えて既卒者向けの求人を出している企業に入り、一度社会人経験を積んでから転職で入る、という選択もありなのではと考えます。
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