【既卒・第二新卒・フリーター】まず見てほしい。書類作成の基本方針。
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書類作成
書類は何のために、誰のために書く?
既卒・第二新卒・フリーターの書類作成の基本方針。まず目を通してほしいページです。突然ですが、就職活動において書類は何のために、誰のために書くのでしょうか。
就職活動の書類は「志望企業に自分をアピールするため」に「志望先の企業で見てくれる人」のために作成するものです。
意外に思うかもしれませんが、この基本が守られていない人がよくいらっしゃいます。志望企業にアピールするために書くのですから、どんな項目でも自分のPRになっていないといけません。また、人が見るわけですから誰が見てもきれいで分かりやすく、簡潔に書類作成をする必要があります。
書類作成をするときの心構えとして、まず全ての項目は自分をアピールするためにあるということ。そして、志望先の面接官が読みやすく、気分が良く面接が出来るように相手の立場に立って、心を込めて作成をすることを忘れないでください。
書類の全てがアピールとはどういうことか
書類の全ての項目が自分のPRになるという意味は具体的には以下のようなことです。
・書類の文字が丁寧、各項目も文章の頭がそろい読みやすい書類
⇒仕事で手をぬかない人なんだな、と判断されます。逆に雑に書いた書類というのは一目で分かるのでマイナスポイントです。
・自己PRの項目ではなく各項目でアピールがされている
⇒例えば趣味、特技欄、志望動機の項目などはすべて自己PRが出来ます。なるべくすべての項目で希望職種、志望企業への適正をアピールしてください。
・写真も笑顔で、印象の良いものを使う
⇒書類に添付する写真も、笑顔で印象の良い証明写真を使ったほうが良いです。またスピード写真を使う場合は、書類の写真を貼る枠に対してゆがまないように丁寧にカットをしてください。また、枠からはみ出さない程度であれば小さめの写真よりも大きめの写真を使うと、より印象に残りやすいです。
・履歴書などの形式も自己PRがしやすいものを選ぶ
⇒志望企業から特に指定がない場合、履歴書などの書類はどんな形式のものを使用しても大丈夫です。市販されているものは人によっては書きにくい項目、また自分のアピールが十分にできない可能性があるので、それぞれがPRしやすい形式の書類を選んでください。インターネットなどで検索をすれば、様々な形式の書類が見つかると思いますので、それをコピーして使うか、またどうしても気に入ったものがない場合Excelなどで自分で作成をしても良いでしょう。
具体的には上記が思いつきます。「全てが自己PRにつながる」という意識を持っているか、持っていないかの差は思ったよりもありますので、ぜひ心がけて書類作成をしてください。
志望先の企業の人のために書類を作る、とは
志望先の企業の採用担当の方も仕事で面接をするのですが、彼らも人間ですからやはり見ていて印象の良い書類のほうがその候補者に対して期待をするでしょう。逆に言えば雑に書いた書類を見た面接官は「これから来る候補者はこういう雑な人なんだろうな」という印象をどうしても受けますので、面接を不利な状況で始めることとなってしまいます。
経歴、文章の頭をそろえる、読みやすい文字の大きさを心がけるなど、読みやすい書類であることはもちろん、手書きで書く場合、文字も丁寧に書くようにしましょう。文字の上手い下手ではありません。心を込めて、丁寧に書いた字は必ず相手に伝わります。
文字は学校で習ったような楷書体で、変なところではねたり、ぐしゃぐしゃっと書いたりせず、なるべく一つ一つの線を、文字を丁寧に書いてください。雑に書いたように見えやすいのは流すように書いた文字ですので、そういった文字を書く方は特に注意をしてください。
これも細かいテクニックを覚えるよりも、「志望先の企業の人のために作る」という意識を持つだけで書類作成の全てが大きく変わってきますので、そういった意識は忘れないようにしましょう。
社会人でも書類は使う人のために作る、という意識は大切ですしね。
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