既卒・第二新卒・フリーターはどれが有利、不利?
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最終更新日:2016/04/08
経歴のハンデ
既卒・第二新卒・フリーターはどれが有利?
よく疑問として挙げられるのが、既卒・第二新卒・フリーターはどれが有利で、どれが不利なんだろうというものです。
私がそれぞれの立場で就職活動を行ってみた実感と、相談したエージェントさんの話をまとめると以下のようになると考えます。
第二新卒者(職歴1年以上)>第二新卒者≧フリーター=既卒者
やはり第二新卒者のほうが、仮にも一度は社会人経験があるので有利であると感じます。特にある程度職歴がある第二新卒者の場合は応募できる求人数も多いですし、正社員としての業務を自己PRとして語ることが出来ます。
しかし、早期退職をしていまった第二新卒者や、フリーター、既卒者の方は、若干第二新卒者が有利かな?という程度であまり大きな差はないといっていいでしょう。第二新卒者が有利なことといえば、基本的なビジネスマナーくらいであれば、少しは知っているくらいのことでしょうか。
有利・不利よりもむしろなぜそうなってしまったのか、これからどうしたいのか
経歴による有利・不利よりも、むしろなぜ自分は今の状況になっていて、これから社会人としてどう生きたいのかをしっかりと説明することが大切だと考えます。ですので、それぞれの立場によって企業に伝えることが変わってくるということはあるでしょう。
早期退職をしてしまった場合は、なぜ退職をしてしまったのか。一度失敗をした経験から、どういった企業であれば自分は活躍を出来るのかを前向きに伝える。
既卒者の場合は、なぜ既卒者として就職活動をしているのか、どういう理由であれ既卒者になってしまったことを反省し、どういった社会人になりたいのかを前向きに伝える。
フリーターの方の場合は、なぜフリーターではなく正社員として働きたいのか、どういった思いから、なぜこのタイミングで正社員になりたいと思ったのかを伝える。また自分にとって正社員とアルバイトは何が違うのかを伝える。
伝えにくいこともあるかと思いますが、ハンデの語り方はこちらで解説をしていますのでご覧ください。
経歴としては不利になることもあるかと思いますが、やりたいことが明確で、自分の軸、芯がしっかりとしている、なおかつその軸が志望企業の業務に直結をしている人材は経歴など関係なく強いです。ですので、それぞれの立場によって、なぜこの状況になっていて、そこから何を得て次につなげていくか。どういった仕事に適正があり、自分はどういった社会人になりたいのかを企業に説明できるように考えてみてください。
まとめ
ある程度の職歴がある第二新卒者は有利。
それ以外の方は有利・不利はほとんどなく横一線といったところでしょう。
むしろ経歴による有利・不利を考えるよりも、自分がなぜそうなったのか、自分の決断のポイントを伝えられるように考えてみてください。
不利な状況でも前を向ける人材こそ、企業が必要としている人材です。
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