【既卒・第二新卒・フリーター】面接対策。挨拶を制すものは面接を制す!?
たかが挨拶、されど挨拶
既卒・第二新卒・フリーターの方で自信がない方でも「挨拶」だけは自信を持って出来るようになるはずです。挨拶は一言だけですからね。
たかが挨拶ですが、されど挨拶です。第一印象が大切な面接では挨拶はかなり重要なものとなってきます。また挨拶を使う機会は面接前、面接中、面接後と多いです。鍛えておいて得はあっても、損はないと思います。
挨拶というのは簡単に出来るように思われ、軽く見られがちです。
試しに「あいさつ」を何も見ずに漢字で書いてみてください。結構書けない方が多いのではないでしょうか。私もこれをある人に言われて、最初は挨拶という漢字が書けずに自分の意識の低さを感じました。
まあ、その人いわくこれは冗談だったらしいですけどね笑(そんなもん書けても書けなくても関係ない、とのこと。)
しかし、挨拶に関して意識が低い方が多いのは事実です。
挨拶で気を付けるべきこと
挨拶で気を付けることは「元気よく」とか「明るく」などと言われていますが、そんな事は分かりきっていることなので、あえて違う角度から。
挨拶とは本来どういったものなのでしょう。試しにウィキペディアを引用します。
挨拶(あいさつ、儐とも書く)は、新たに顔を合わせた際や別れ際に行われる、礼儀として行われる定型的な言葉や動作のことを指す。また、式典などで儀礼的に述べる言葉をいうこともある。また、日常生活には欠かせない人と人とが気持ちよく生活できる言葉でもある。
面接では、最後の「人と人とが気持ちよく生活できる」という要素が大きいように感じます。言い換えれば「人に好印象を持ってもらう」ですね。
これに加え「自分のことを相手に覚えてもらう」ということも、面接や仕事では重要になってくるでしょう。挨拶を武器に営業成績トップ、なんて方も実際にいらっしゃいますからね。(実はこの方が私に挨拶の漢字を書かせた「ある人」です。)
「人に好印象を持ってもらう」と「自分のことを相手に覚えてもらう」ということが挨拶で気を付けることです。
具体的にはどうすればよいのか。まずは、最初の「人に好印象を持ってもらう」に注目しましょう。
人に好印象を与える挨拶
挨拶で人に好印象を与えるためには
・相手の顔(鼻の頭)を見る。相手に体を向ける。
⇒相手の目をしっかりと見すぎると怖い印象になりかねないので、少し目線を落とし相手の鼻の頭を見ます。また、相手に体を向けるのは相手への興味の現れです。
・姿勢を良くする
⇒姿勢が良いと健康的に見えます。また、肩を開いて胸をしっかりと見せるということは、相手に自分の弱点である心臓がある部分を見せるということなので、相手に対しての敵意がなく、信頼関係を築きたいことへの現れです。
・何かをしながらの挨拶はしない
⇒何かをしながらの挨拶は失礼です。たとえば「よろしくお願いします」と言いながらお辞儀をする、バッグを置きながら挨拶をする、など。きちんとお辞儀と言葉の動作を分けて、何かをし終えてから挨拶をします。
・声のトーンを普段よりほんの少し高くする
高い声は明るい印象を相手に与えます。恋人が来て嬉しい女の子の声は普段より少し高くなるそうです。自分の普段の声よりもほんの少しだけ高い声を出す意識を持つと明るく、相手に好意を持っているように伝わります。
・笑顔で挨拶をする
笑顔で挨拶をすることは敵意のない現れです。また明るい印象も付け加えることが出来ます。恥ずかしいですが鏡の前で笑顔の練習をしましょう。
上記のコツが多いな・・・と感じる方は、先にちょっとだけ出てきました私に挨拶という漢字を書かせた人が教えてくれた簡単なコツがあります。
それは「どんな相手でも自分が好きな女の子だと思いこんで挨拶をすること」だそうです。女性の方は男の子に置き換えてくださいね。
人間、好きな人に会った時には自然に体から嬉しさがあふれて、元気よく、明るく、笑顔で挨拶をしてしまうものです。好印象を与えたいと体が自然に反応するというわけですね。それを面接に利用します。
好きな人だと緊張する場合は、親友と置き換えても大丈夫ですよ。要は自分が明るく、元気になれる人に挨拶をすると思えばよいのです。(その人いわく、男は好きな女の子のほうが良いんだ!とのこと。私は変に緊張したのでやめましたけど。)
自分のことを相手に覚えてもらう挨拶
挨拶には自分のことを相手に覚えてもらう意味もあります。名刺交換などがそれに当たりますね。
自分のことを覚えてもらうためには、どうしたらよいか。
結論から言えば、人と違うことをすればよいのです。
とは言っても変なことをすると「変わった人」で終わるので注意してください。
例えばこのサイトで解説している自己PRを名前と同時に入れる方法。
「○○ ○○と申します。私の強みは行動力です。よろしくお願いします。」
といったものなどが当たります。これは面接の場で使えば変なことではありませんよね。
また、私は名前が読みづらい漢字なので「初見で読まれなくて困っているんですが、○○と読みます。」というなど。これも自分の名前を紹介する時に言えば変ではありません。
こういった挨拶をする時に、ごく自然に自分の特徴を盛り込むやり方が一つ。
二つめに、挨拶に自分なりのプラスアルファの一言を加える方法があります。
例えば
「本日はよろしくお願いいたします。」にプラスアルファで「お忙しい中ありがとうございます。本日はよろしくお願いいたします。」
「ありがとうございました。」にプラスアルファで「楽しいお時間、ありがとうございました。」
などですね。
この一言というのは、当たり前のようなことではありますが、実は当たり前のことを当たり前に出来ている人は少ないです。
ですので、当たり前だなぁと思うことであってもわざわざ手間を惜しまず言葉にすることによって差別化になってしまうというやり方ですね。
もちろん、思ってもいないことを言ったら相手も分かるので(思ってもいないことを使いこなす人もいますけれどね)
「忙しい中時間をとって頂いたんだなぁ」
「楽しく面接ができたなぁ」
など、自分が思ったことを、一言挨拶に付け加えるだけで、何気ない一言が相手の印象に残ったりするものです。
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